ビタミンDはインフルエンザに効く?
おはようございます。
院長の藤井です。
今日はビタミンDについての最新の情報をお伝えします。
以前ビタミンDはインフルエンザに有効というニュースが紹介されたことがありました。
NHKでも報道されたので御存知の方も多いかと思います。
http://topicsnow.blog72.fc2.com/blog-entry-1036.html
ところが今回、それに反するような論文が掲載されました。
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=1367547
この論文によると、ビタミンDを服用しても1年半追跡した結果、上気道感染症の発症・重傷度を抑制しないとのことです。
上気道感染症とは要はカゼのことです。
ですのでインフルエンザに限定しているわけではありません。
ですが、カゼも抑制できないのにインフルエンザを抑制できるのか、少しビタミンDの効用に疑問符がつきますね。
もちろんビタミンDの本来の働きである、骨の健康への重要な役割、抗酸化作用は大事なので摂取を心がけたほうがよいことには変わりありませんが、カゼやインフルエンザの予防のために通常よりたくさんとる必要はないのかもしれません。
今後も要チェックですね。
さて、当院では眼科ではありますが、アンチエイジングにも注目しており、私(院長)は抗加齢医学会認定専門医です。
眼科疾患にも加齢によって生じるものが多いため、今後も関連情報を発信し、みなさんの健康に貢献していきたいと思います。
豊橋市の眼科クリニック
豊橋南藤井眼科クリニック
http://f-eye.jp